正直に生きるということについて
こんにちは、「学習する家族」のみったです。
正直に生きるということがどうしてなかなかむずかしいもんだなぁと
感じることがよくあります。
相手が考えていることを先回りしているつもりになって
答えを用意して行動して、で相手の反応がイマイチだと
不機嫌になって「なんだよ、こんなに親身になってやってるのに」、みたいな。
これ、自分で勝手に考えて、勝手に行動しているので
すごく自分に正直に行動しているわけですが
本人は「なんだよ、(自分は本当はこんなことしたくないのに)
こんなに親身になってやってるのに」みたいなことを考えていたりして
もうかなりどうしようもない。
いや、まあ自分もそうなんですかけどね。
自分が本当はどう思っているのか
自分の中にあるニーズはなんなのか?
その曖昧模糊としたものをどうにかこうにか
自分の中から外の世界に引っ張り出す、
できれば他の人にわかってもらう、そのために
日々言葉というかボキャブラリーを増やすことに
いそしんでおります。
何を大切にする大人たちに接してほしいか/「男子御三家」おおたとしまさ氏著
おはようございます、「学習する家族」のみったです^^
「男子御三家」
都心の中高一貫男子校で青春を過ごした自分にとって
多少なりとも思い入れがある言葉です。
※男子御三家の卒業生ではありません。
「御三家」という言葉が指すのは進学実績や偏差値ではなく、
創立から今にいたるまでの時間の経過の中で熟成されてきた
文化イコール伝統にこそ本質があると感じられる一冊です。
開成は「毎日が運動会」
麻布は「毎日が革命」
武蔵は「毎日が散歩」
ここにある「毎日」という言葉、
これが実は大切なことと思います。
文化とは日常であり、生活であり、習慣です。
そこの通う学生たちが、
毎日を何に考え、何を自分のアイデンティティとして
過ごすのかということが中心に据えられていますが
それはすなわち学生に関わる大人たちがどのように
自分自身のポリシーを貫くか、主体的に関わるか。
我が子に何を大切にする大人たちに接してほしいか、
教育を考える上で実は大切なことにように感じさせられました。
自分を可愛がりすぎてはいけないよ/「1095」スガシカオ氏著
こんにちは、「学習する家族」のみったです^^
もう年末ですね。
色々と溜まっていた記事を年内に出し切りたいと思います。
1095―Includes 37 lyrics スガシカオ詩集
- 作者: スガシカオ
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
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アーティスト、スガシカオ氏の詩集、かつ第三者視点から見た自伝のような本です。
彼の、瞬間の感情をドキュメンタリーにしたような緊張感のある詩が好きでして、
楽しく読ませていただきました。
表題の言葉は、スガシカオ氏が会社員時代
先輩社員の方に受けた薫陶の言葉です。
スガシカオさんの作り上げたものは、
世に出たのその瞬間に自分のものでなくなる
手放すことが大切という彼の価値観を感じるとともに
彼のある意味ハードボイルドな詩は
自分自身をドライに見つめる視線から生まれたように感じました。
自分を突き放したい、そんな瞬間に寄り添ってくれる言葉たちがあります。
【それでも覚えておいてほしい】自分を大切にしてあげて
こんにちは、「学習する家族」のみったです^^
ここしばらく心が動揺したり痛くなるニュースが続いていますね。
過労死についての糸井さんインタビュー記事を読みました。
まずはご一読ください。
それでも覚えておいてほしい。
「ちゃんとメシ食って、ちゃんと風呂入って、ちゃんと寝ること。そういう人にはかなわないよ」
そう言ってくれる上司や先輩が近くにいたら、苦しい時期をどう切り抜けるかとか、家に帰ってひとまず寝ようとか、自分の働き方を見直す機会もあるかもしれません。いま仕事がしたくて仕方ない人にもそう伝えたいし、自分と家族を大切にしながら働いている人にも、「それは素晴らしいことだ」と言ってあげたいです。
簡単そうに聞こえて、実現するのは難しいんですよ。健康を維持しながら、人と信頼関係を築くのは、意外と信念がいることです。できないときもあるかもしれない。だから、おまじないのように持っておくんです。
自分を大切にできないことの最大の問題は
「(長期的に)相手を大切にできなくなること」だと感じています。
持続可能な人生と生活をこれからも模索していきたいと思います。
ピーター・ティール氏、トランプ次期大統領の政権移行チームに正式参加 - ITmedia ニュース
ピーター・ティール氏、トランプ次期大統領の政権移行チームに正式参加 - ITmedia ニュース
先日著書を紹介した、ピーター・ティール氏のニュースです。
【不確実な世界の中で】すべき努力は、誰も気づいていない「真実」を見つけること ZERO to ONE/ピーター・ティール氏著
http://learningfamily.hatenablog.com/entry/2016/11/13/090000
国家よりより更に大きい「未来」に対してコミットしてきた実業家の次のステージに注目です。
【二人の詩人が語りかける生きるということ】優しいライオン/小手鞠るい氏著
こんにちは、「学習する家族」のみったです^^
日本の大多数のご家庭の例にもれず
我が家のヒーローの重要な一員はアンパンマンです。
ご本人の同名の絵本も非常に有名ですが
今回の本はやなせ先生が責任編集をされていた
雑誌「詩とメルヘン」から
世に出た小手鞠氏によるやなせ先生の思い出語り?
ラブレター?やなせ先生の詩選集?
とても一言では表せない本です。
小手鞠氏の人生のお話であると同時に
小手鞠氏の人生との接点をとおしてやなせ先生の
人生も見えてきます。
味わい深い本でぜひ通して読んでいただきたいです。
私の中で特に印象に残った一節をご紹介し本記事は結びます。
むしろ、変わらないものを内面に持ち続けることが成長なのだということに
人は老いを自覚して初めて気づくのかもしれない。
合掌。
【不確実な世界の中で】すべき努力は、誰も気づいていない「真実」を見つけること ZERO to ONE/ピーター・ティール氏著
こんにちは、「学習する家族」のみったです^^
すべき努力は、誰も気づいていない「真実」を見つけること。
大事なことは「競争」じゃない「独占」だ。
「世界が求めているものが
すでにこの世界にあるわけがないだろう?」
そう挑発してくる刺激的な本です。
米国大統領選ではありませんが
より不確実性が高まることが確実な世界において
必読の書だと感じます。