「やりたいことをやるというのはどう?」~ジュディ・ダットン著 『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』より~
こんにちは、学習する家族です^^
日々の中で、心に残った本をおすすめする記事を投稿したいと思います。
- 作者: ジュディダットン,Judy Dutton,横山啓明
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03
- メディア: 単行本
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■読むまで
書評サイト「HONZ」にて成毛眞さんが強烈におすすめしていた本です。
以下リンク
『理系の子』 2012年No.1の第1候補登場!by 成毛眞 - HONZ
書評を読んで気になっていたのですが
「高校生の話を今更読んでもな」と思い
なんとなく先伸ばししていましたのですが
子どもが生まれ、
「昔高校生だった自分」ではなく
「いずれ高校生になるであろう子どもを持つ親」として
改めて手に取りました。
■読んでみて
通勤電車で泣きました、様々な環境の中で
自分の身の回りにあるものへの感受性をフル回転させて
そして周りの大人の応援、また逆に心配ゆえの制止をものともせず
目標に向かって進んでいく少年少女、そして家族の姿に
胸打たれました。
表題にもってきた言葉は
本書で取材対象となった6人の少年少女のうちのひとり
ニューヨークの金融関係の大金持ちの家に生まれたフィリップが
9.11を気に家族全員で田舎へ転居し学校に通うことをやめ
家で教育を行うことが決まった時に母親から最初に言われた一言。
「第二のビル・ゲイツ」という異名をもつ彼をはじめ
それぞれのストーリーを背にサイエンスフェアにやってきた
彼彼女らの活躍は是非本書をお読みください。
■最も強く感じたこと
子ども可能性を信じること、子ども親である自分の可能性を信じることは
本当に人生において大切なことだと改めて感じました。
やりたいことをやる、どんなときにも忘れないようにしたいものです。