学習する家族-Learning Family-

量産型ワーキングファザーの備忘録

「これから」を生きるための授業/エリック シノウェイ , メリル ミードウ (著) 岩瀬 大輔 翻訳)

こんにちは、「学習する家族」のみったです^^

 

たまに「このタイミングで出会うか・・・」と

まるで自分のために書かれたメッセージのように感じる本との出会いがあります。

 

今回そんな本に出会いましたので印象に残った部分を

記録に残したいと思います。

 

 

ハーバード・ビジネススクール「これから」を生きるための授業

ハーバード・ビジネススクール「これから」を生きるための授業

 

 

 

★キャリアについて

世の中の殆どの失敗はやり直しが効くものだ
成功と幸せは常にイコールではない
他の人のとって価値があることが自分にとっても価値があるだろう、という思い込みはキャリアを考えるうで最初に迎えるハードル
「変動期」という神様からのプレゼント、変革のチャンスを見過ごしてはならない
・追い風の時期
・向かい風の時期
・沈黙の時期
 
大切なことは「自分はこのことに対して何ができるだろう?」と問いかけ自分で人生の舵をとること。
 
 
「何かを達成するとき、なぜそれを追求するのか、成功とはどのようなものかを最初に考えずに取り掛かると
十中八九、時間とエネルギーを無駄にすることになる」
 
ゴールからはじめよう。「私はどんな人間になりたいのか?何を遺したいのか」という質問にこたえることから始めなさい。
あなたの価値観はあなただけのものであり、他人の受け売りであってはならない。
 
私たちは毎日平均台の上でジャグリングをしている、7人の自分を。
1,家族としての自分
2,社会やコミュニティにおける自分
3,精神的な自分
4,身体的な自分
5,物質面での自分
6,趣味をもつ自分
7、仕事に関する自分
 
この7つの自分に対して問いかけるべき3つの質問がある
1,「私はどんな人間になりたいか?」
2,「この自分」において私はどんな経験を積みたいのか?
3,「他の自分」に比べて「この自分」はどれほど重要か。
 
 
「その選択に注いだ時間とエネルギー、に見合うだけの満足感を得られているのか?」
「その選択は自分の「こうなりたい」という自分の将来のビジョンにどのようにつながるのか?」
 
そのための5つの宿題がある
1,「必要、と欲求は区別されているかい?」
2,「投資コストと機会のコストを認識しよう」
→投資コスト どれくらいの費用とエネルギーがかかるのか 
→機会コスト:その選択によって、できなくなること、諦めなくては行けないチャンスを理解しよう
3,「利益を不利益をはっきりさせよう」
→その選択に含まれる投資コストと機会コストをできるだけ明確にしよう「なにに時間をどれくらいつかい、何を得るのか?それは割にあうのか」
 
4,「比例と釣り合いを考えよ」→コストとプロフィットの比率は一定でない
5、「目標は正しい順番にならんでいるかい?」
 
基準は・・・一番エネルギーが増えそうな選択をすること
 
 
★自分を適切に評価するために
1,「私は仕事をうまくこなすために必要な知識、スキル、人間性といった”強み”をもっているだろうか」
2,「その”強み”は同じ目標をもつ他の人々に比べて優れているだろうか」
 
「努力をすれば欠点を克服できる」という思い込みはすてなさい。
 
成功するために条件は自分の「得意なこと」「好きなこと」「必要とされる能力」、この3つがぴったり合致する仕事を見つけられた人である。
 
★自分の弱点にこだわってはいけない、長所に注目し、それを伸ばすことを考えるんだ
 
★夢を実現する4つの質問
1,職場にしろ、家庭にしろ、趣味の集まりにしろどんな状況にいるときに、どんな役割をしている時に本当に心地よいと感じるだろうか?
2,人々が助けを必要とし、このチームにいて欲しいといってくれたのは、どんな状況だっただろうか。
3、こういつ場合に共通するパターンはなんだろうか?
4,こうした状況は、現実の職場で実現できるだろうか。できないなら、職場を変えれば実現できるだろうか。
 
 
ロールモデルについて
・3つの観点からロールモデルを探そう「将来のビジョン」「キャリア」「組織・職業」
 
・自分がほしいバッジ(成果)をすでに持っている人をロールモデルに選べ
 
 
★従業員の立場から組織を評価するとしたら
・その集団の組織の使命・価値観・褒賞制度が統一されているかどうか。
・権力と情報がいかに使われ共有されているか。
 
★人生の迷路を楽しむために。
リスクを正しく捉えるために質問。
 
1,現在の状況と、すでに得られた成果にどれくらい満足しているか
2,来年か再来年に、具体的にどんな成果を出したいと思っているか。
3,その成果を出せなかった時、現在の状況に変化はあるだろうか。
 またその状況は良くなっているか悪くなっているか、それとも同じだろうか?
 
リスクは減らす一番いい方法は予測可能性をあげること。
1.リスクを分解する
2長期的な影響をみる
3,スタートからゴールまでを見て、ゴールからスタートまで見返す
4,やり直しのきく決断ときかない決断を分ける
5,リスクを分散させる
 
 
★失敗について
 
「いまいるところから始めろ。自分の持っているものをつかえ、そして自分がやれることをやるんだ」
 
毎日「こうなりたい」と心に描いているイメージを客観的に見て自分にこう問いかける。
「このビジョンに、もう一歩でも二歩でも近づくためには今日何をすればいいだろう。今の自分に何ができるだろう」
 
「失敗は将来の成功の種を、成功は将来の失敗の種を宿している」
 
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