学習する家族-Learning Family-

量産型ワーキングファザーの備忘録

3.11について

こんにちは学習する家族です。
 
父親になって初めての3.11を迎えました。
 
これまで、抵抗があり震災の日を振り返ることはあまり積極的にしませんでしたが
子供に対して4年前に起きたことを話す機会もあると思い
一度当時のことをまとめたいと思います。
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その日、私は会社で仕事をしていました。
妻(当時は彼女)とインドカレー屋で食事をとったあとの昼下がり
突然の大きな揺れ、それも連続して。
ざわざわするオフィスの中、何か大変なことが起きていることは
みんなが感じているようでした。
インターネット経由でだんだんと状況がわかってきました。
 
近くのオフィスで働く妻と連絡を取り合いながら
家までの帰宅手段を考えていました。
 
行き先に困った友人をオフィスで一時受け入れをしてもらったり
しつつ地下鉄が動き出すことが確認がとれましたので
妻と一緒に駅に向かい大変な人口密度の駅の上で
線路に落ちないかこわごわしながら電車に乗り込み帰宅。
 
弟を家に呼び、3人で一晩を過ごしました。
 
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何人かの人に、4年前の3月11日何をしていましたか?と聞きました。
誰もがその日のことを覚えていました。
 
それはあの日を境に震災を経験した誰しもが変化を迎えたからだと思います。
 
私はあの日から、明日という日がこない可能性、というものが人生にインプットされました。
 
自分たちが生きていることは決して当たり前のことではありません。
日々を味わいながら、毎日を大切に過ごすことを
息子に伝えることができたらと思います。