学習する家族-Learning Family-

量産型ワーキングファザーの備忘録

「やりたいことをやるというのはどう?」~ジュディ・ダットン著 『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』より~

こんにちは、学習する家族です^^

日々の中で、心に残った本をおすすめする記事を投稿したいと思います。

 

理系の子―高校生科学オリンピックの青春

理系の子―高校生科学オリンピックの青春

 

 

■読むまで


書評サイト「HONZ」にて成毛眞さんが強烈におすすめしていた本です。

以下リンク


『理系の子』 2012年No.1の第1候補登場!by 成毛眞 - HONZ


書評を読んで気になっていたのですが
「高校生の話を今更読んでもな」と思い
なんとなく先伸ばししていましたのですが

子どもが生まれ、
「昔高校生だった自分」ではなく
「いずれ高校生になるであろう子どもを持つ親」として
改めて手に取りました。


■読んでみて

通勤電車で泣きました、様々な環境の中で
自分の身の回りにあるものへの感受性をフル回転させて
そして周りの大人の応援、また逆に心配ゆえの制止をものともせず
目標に向かって進んでいく少年少女、そして家族の姿に
胸打たれました。

表題にもってきた言葉は
本書で取材対象となった6人の少年少女のうちのひとり
ニューヨークの金融関係の大金持ちの家に生まれたフィリップが
9.11を気に家族全員で田舎へ転居し学校に通うことをやめ
家で教育を行うことが決まった時に母親から最初に言われた一言。

「第二のビル・ゲイツ」という異名をもつ彼をはじめ
それぞれのストーリーを背にサイエンスフェアにやってきた
彼彼女らの活躍は是非本書をお読みください。


■最も強く感じたこと

子ども可能性を信じること、子ども親である自分の可能性を信じることは
本当に人生において大切なことだと改めて感じました。

やりたいことをやる、どんなときにも忘れないようにしたいものです。